次に,抵抗とコンデンサの配置を行います.抵抗を配置する場合は,「Parts」→「Lumped」→「Resistors」を選択します.コンデンサを配置する場合は,「Parts」→「Lumped」→「Capacitors」→「Ideal(Constant G)」を選択して下さい.マウスの左クリックで配置を確定すると“Resistorウィンドウ”または“Capacitor, Gウインドウ”が開きます(図9)例えば,抵抗R、コンデンサーは以下のように設定します. 同じ操作で,すべての抵抗とコンデンサを配置して下さい.さらに,抵抗とコンデンサの間を結線してRCハイパス・フィルタを構成して下さい.
・抵抗Rの設定
コンデンサcの設定
DC(5)DC電源,GNDの配置
電源およびGND(グランド)を配置します. DC電源はメニュー・バーの「Parts」→「Sources」→「DC Voltage Bias Source」を選択すると出てきます.シンボルを回路図入力画面に配置すると,自動的にVoltage Biasウィンドウが開きます.以下のように設定し下さい ・DC電源の設定
(6)トランス,入出力ポートの配置 トランスおよび入出力ポートの配置を行います(図11).ここでは理想ローパス・フィルタとしてトランスを用い,RF-IF(高周波-中間周波)インピーダンス変換を行います.
入出力ポートP3(IF)の設定
P1(L0)とP2(RF)については,値を入力する必要はありません.値を入力しなかった場合,自動的に50Ωに設定されます. 実際のミキサ回路を用いたモジュレータの前後段には市販のフィルタ部品を入れます.フィルタ設計の例については,付属のCD-ROMに収録している解説記事を参照して下さい.
・トランスの設定
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